2010年12月2日

エクソシズム ビデオ三本

「悪魔/悪霊に対する関心」ということにおいて最も正しいことを言っているのは、ドキュメンタリービデオ『アンネリーゼ・ミシェルのエクソシズム』の中に出て来た若い神父様の次の言葉だと思う。

現在でもアンネリーゼについて語ることはドイツではとても難しいことです。何故なら「悪霊が存在する」という現実に対して否定的な態度がまだあるからです。このようなことは人々を恐れさせます。これはクリスチャンにしても同様です。彼らは恐れ、どう考えてよいかわからず、しばしばこのような主題に対して嫌悪をもって反応します。そしてアンネリーゼのことを引き出しの中にしまっておくためにあらゆることをし、その問題を自分の心の中から締め出そうとするのです。

他方では「刺激的な出来事」に興奮する人達がいます。彼らは憑霊を描いた映画を見るのが好きなのです。しかし彼らはそのような奇妙で想像力を刺激する映像と霊的な現実とを結びつけることがありません。悪霊と罪の問題とを結びつけて考えることがないのです。

「悪魔/悪霊に対する関心」が〈正しい路線〉に乗れば、あなたは「神」を見出せる。少なくともその「キッカケ」にはなる。聖書には幾つかイエズス様による「悪魔祓い」の話が出て来るが、それが絵空事でも何でもないということが分かるからだ。

その意味で、怖がりな人もできるだけ見て欲しい。


エクソシズム(御受難会司祭)


エクソシズム(ディスカバリーチャンネル)



エクソシズム(イエズス会司祭)



こういうのを見て小賢しいことは言わない方がいい。
人間の「知性」なるものに自惚れないことだ。

プライドのお化け、人間よ。