2010年11月18日

マシュー君とピースシンボル

前三回の記事を「飄(つむじ風)」さんが取り上げて下さった。(参照1
感謝である。

あ〜、けれど、飄平さん、これは私の書き方が悪かったのかも知れないし、もとより「語感」のことだけれども、私は、霊的な世界について「人生に於いて8割の時間を研究に傾注」してはいません。まず、「研究」などという大それた事はしていません。そして「人生の8割の時間」を、むしろぼんやりとした意識で、大して益のない事に浪費して来ました。だから、「傾注」もしていません。
ただ、私における「関心対象の比率」が、ここ数十年、言ってみれば「霊的方面に八割、地上的方面に二割」であったというのは、本当です。だから、私は政治経済には疎いです。自信がありません。けれど、霊的方面に関しては、少し、事情が違います。しかし、誇るつもりもありません。


さて、その飄平さんがおそらく何度かはメールの交換をしているであろう人達について、以下、見ようによっては優しさのない、無神経な表示をすることになる。しかし、現実を知らせるために、「隠れた現実」を知らせるために、あえてはっきりと表示する。


類は友を呼ぶ。
真理は真理と引き合い、非真理は非真理と引き合う。
不思議とそうなる。ここにもその実例がある。

これはあくまで私の「想像図」である(と言っておく)

左は、言わずと知れた「マシュー君」。「玄のリモ農園ダイアリー」の森田玄さんが支持し、その「メッセージ」を広めておられるものである。
右は、ピース・ノット・ウォー (PNW) というイギリス発の平和運動団体の日本支部(?)のためのロゴ。その中には「ピースシンボル」が見える。(画像検索) 911問題の真相究明運動で有名な「きくちゆみ」さんが、その平和運動に参加しておられる。

私は実は、もう1年とか1年半とか前のことになると思うが、きくちゆみさんのブログ「きくちゆみのブログとポッドキャスト」のコメント欄に「ピースシンボルの危険」をお知らせしたことがある(非表示で)。しかし、案の定、それは顧みられることなく、ゆみさんは今も依然としてその運動に参加し続け、ブログにそのロゴを掲げておられる。

そして、実は、私は今回「マシュー君」の周辺を調べている途中で、森田玄さんときくちゆみさんとがご夫婦であることに初めて気がついた次第である。私は唸らざるを得なかった。一つ屋根の下に「マシュー君」と「ピースシンボル」とがあるわけであるから。誰の感覚でもない私の感覚において、「マシュー君」も「ピースシンボル」も共に「サタン」を意味するのであるから。

誤解しないで頂きたい。私は玄さんとゆみさんが「サタン」だと言っているわけではない。侮辱する意図もない。むしろ私は、玄さんとゆみさんに、現実にあるだろう「霊的危険」をお知らせしたいのである。

この「ピースシンボル」なるものについては、私は他の自サイトで何度か書いているし、ここでも「レディ・ガガ: その行状 5」で書いた。しかし、ここでもう一度その中心部分を紹介する。

私が個人的に信じている(というより、疑えない)「ベイサイドの聖母」が、この「ピースシンボル」なるものについて次のように言っているのである。
両親達、私は再びあなた方に警告します。あなた方の子供達の首から、サタンの悪魔的な印を取り除きなさい。何故なら、それは彼らの霊魂を絞め殺すからです。その壊れた十字架は「平和の印」であるなどと偽装されていますが、反キリストの印です。それらがあなた方の子供達の霊魂を破壊する前に、それらを破壊しなさい。彼らの首に十字架をかけなさい。何故なら、それだけが彼らの霊魂を救うからです。

彼らに、あなた方の家にこの邪悪な壊れた十字架 (evil broken cross) を持ち込ませないで下さい。さもなくば、それはあなた方の家庭を運命づけるでしょう。それは破滅する人間の印です。


不吉な警告である。そして「不思議」な警告である。私自身、最初にこれを読んだ時、不思議に思ったのである。何故、ある形象(デザイン)を持っているとはいえ基本的には「物体」であるところのものが、人間の霊魂にそのような影響力を持つことができるのか。そういうことがもし本当にあるのだとすれば、人間にとっては確かに「不思議」である。

しかし、私はこの「ピースシンボル」の地上における起源を調べてみたところ、そこにおいてもこれがかなり邪悪なものであることが分かったのである。(参照2

バートランド・ラッセル

共産主義

ナチス

サタニズム

これら全て、あまり良いものではない。(あまり?)

「地上の観察」と「天からの示現」が言う事が一致しているわけである。
つまり、私達の「地上の観察」(既出参照2)は「ピースシンボル」を「バートランド・ラッセル」「共産主義」「ナチス」「サタニズム」などと結びつけており、他方「天からの示現」(と主張されているもの)は「ピースシンボル」を「サタン」と結びつけているわけである。
私は昔から、これを「不思議な一致」と見ていたのである。

そうして今回、その「一致」に、もう一組のものが加わったわけである。
マシュー君とピースシンボル。


森田玄さんときくちゆみさんのご家庭に、この二つが「同居」している。
私はこれを「偶然」とは思わない。「両者が引きつけ合った」「この二つは親和性があるから」「プロモーターはどちらにおいてもサタンだから」と思う。


マシューブック特別編 森田玄/きくちゆみ共訳


これは些末な気づきだが。


ゆみさんが主宰する「グローバル・ピース・キャンペーン」のサイトにある、911問題追及のドキュメント映画「ZERO An Investigation into 9-11」のためのロゴ。この O(オー)とその中の機影の組み合わせが、全体としてピースシンボル(横向きの)を意図している。(だろう)


森田玄氏ときくちゆみ氏の共同ブログの名は「Harmonics Life Center」である。Harmonics・・・もちろん言葉自体としては何も悪いところはない。が、私の耳にはこれが「ニューエイジ思想」と聞こえて来るのである。それは「調和」や「全体性」や「ワンネス」を拝むものであるから。

そして、以上これら全てが、私の耳には「サタン」と聞こえて来るのである。
(まあ、911追及を除いて。・・・しかし、サタンの影のある追及運動がサタンをあぶり出すことに成功するだろうか?)


森田玄さん、きくちゆみさん。あなた方は人間で、私も人間である。
それで、私は友人として申し上げる。
気をつけた方がいい。あなた方が親しんでいるスピリチュアルなものを、もう一度(あるいは、初めて)洗い直した方がいい。
私はあなた方の主観における善意をまったく疑わない。私には分かる。私もまた、かつてバグワン・シュリ・ラジニーシやクリシュナムーティやシャーリー・マクレーンやその他もろもろを通って来たからだ。ジョン・レノンも大好きだった。だから、私はあなた方の主観の善意は疑わない。
けれど、私にはその理由が分からないけれども、神様はどういうわけか、この地上に多くの罠をお許しになっている。それはちょうど、フリーメーソンの(フランス革命の)「自由、平等、博愛」のような罠だ。微妙な罠。人間として自然で素直な目しか持っていなければ、いったい誰が、その悪を即時に感知できるだろうか?というような罠だ。普通一般の人にとっては(かつては私もその一人だった)「自由、平等、博愛」は文句なく「善い」ものである。誰が、その裏にある罠に気づけようか。
それと同じような罠が、ニューエイジ思想の罠なのである。「自由、平等、博愛」が政治版の罠だとすれば、「Harmony 、Wholeness、Oneness」は宗教版の罠である。

誰もベイサイドの聖母の言葉を聞かない。カトリックの教会権威はそれを「常識」程度の判断で斥けてしまった。聖伝の騎士達さえもそれを認めない。

しかし、どうかもう一度読んで下さい。それは人間の霊魂にとって重大な事を言っている。その「霊的システム」は人間には分かりようがないが、とにかくそれはこう言っている。

ピースシンボルを身近に置く人間は、それと親しくする人間は、それに引かれ、邪悪な影響を霊魂に受け、真理の正しい識別からますます遠く離される、遠ざけられる。

それがそう言っているのは明らかだ。

そして、私は、その実現を、証明を、お二人のご家庭に見る思いがするのです。

どうか注意深く検討して下さい。

あなた方の霊魂に天主の御恵みのあらんことを!